ls-hglの定期バックアップ用にBuffaloのUSBハードディスクを接続しています。このUSBHDDはPCに接続していると、アクセスが一定時間停止すると自動的に
スピンダウンしますが、ls-hglに接続して使用しているとスピンダウンせずずっと回転したままです。
バックアップ用なので、スピンダウン・スピンアップで寿命縮んでもよいので、消費電力を抑える事にします。
※以下の作業は、すべてsshでログインしたls-hgl上で、ネイティブ開発環境で行います。
HDDの省電力設定といえば、まずhdparmが思いつきますが、USB接続ディスクはIDEではなくSCSI扱いなのでここではsdparmをインストールする必要があります。
sdparmのソースをダウンロードし、展開する
LIBTOOL=/usr/local/develop/bin/libtool MAKE=/usr/local/develop/bin/make CFLAGS="-O2 -I/include -I/usr/local/develop/include -I/usr/local/develop/include/ncurses/ -I." ./configure --prefix=/usr/local/develop
make
make install
/usr/local/develop/bin/sdparm --command=stop /dev/usbdisk1
これでUSBHDDの回転が止まるはずです。回転が停止してもアクセスがあれば回転を再開します。
/etc/cron/crontabs/rootに、この一行を追加し、毎時59分にディスクをスピンダウンさせました。
59 * * * * /usr/local/develop/bin/sdparm --command=stop /dev/usbdisk1