チートファイル(.cht)、SRAMファイル(.srm)、ゲームの状態を凍結したファイル(.frz)、スクリーンショット(.png)、などのファイルの置場所は「環境設定」ダイアログの「ファイル」タブで設定できます。
Snes9xのあるフォルダ | Snes9xのアプリケーション本体と同じフォルダが利用されます。 |
ROMイメージのあるフォルダ | ROMイメージがあるのと同じフォルダが利用されます。 |
Application Supportフォルダ | /Users/あなたのアカウント/Library/Application Support/に "Snes9x" というフォルダが作成され、そこが利用されます。 |
あなたが二つ以上のディスプレイを使っている場合、フルスクリーンモードではゲームウインドウが表示されているディスプレイを使用します。
カートリッジ(カセット)の内部にSPC7110チップを内蔵するゲームをプレイするためはグラフィックパックと呼ばれるファイル群が必要になります。
Super Power League 4 (J) | SPL4-SP7 |
Momotarou Dentetsu Happy (J) | SMHT-SP7 |
Far East Eden of Zero (J) | FEOEZSP7 |
Far East Eden of Zero Shonen Jump no Shou (J) | SJUMPSP7 |
※UFSでフォーマットされたディスクを使う場合は大文字・小文字の区別に注意してください。ファイルの名前そのものは大文字ですが、拡張子は小文字です。
S-DD1チップを使用するゲームにはグラフィックパックは必要ありませんが、使用すると動作速度が向上します。
Star Ocean (J) | SOCNSDD1 |
Street Fighter Alpha 2 (US) | SFA2SDD1 |
Street Fighter Alpha 2 (E) | SFA2SDD1.E |
Street Fighter Zero 2 (J) | SFZ2SDD1 |
Snes9xでは、ROMイメージファイルを上書きすること無く、ゲームにパッチを当てることができます。
SPCファイル(.spc)とは、ゲームの音声の部分だけの状態を凍結したファイルで、スーパーファミコン(SNES)の音楽データファイルとして知られています。
Snes9xで書出したSPCファイルは、Audio OverloadやPSFPlayなどのSPCプレーヤで聞いてください。
「コントローラ設定」、「キーボード設定」ダイアログで、SPCファイルの書き出しに使う「SPC」ボタンをコントローラのボタンかキーボードに割り当ててください。
割り当てられた「SPC」ボタンをプレイ中に押すか、「オプション」メニューの「SPCファイル書き出し」を選択すると、SPCファイルを書き出すことができます。
演奏モードでは、ゲームをプレイせず音楽だけを鳴らします。ゲームを休止して、「オプション」メニューの「演奏モード...」を選択します。これで、ネットサーフィンなど他のことをしながらゲームの音楽を楽しめます。
音楽の再生には2つのモードがあり、「環境設定」ダイアログの「その他」で設定します。
サウンドのエミュレーションのみ | シューティングゲームなどでは、BGMをエンドレスに聞くことができます。(休止した時点のSPCファイルを再生し続けるのと同じです)。 |
全てエミュレーションする | シューティングゲームでは、そのうちに爆発音とゲームオーバーの音楽が聞こえてきます。(画面を隠して、入力を一切せずゲームを続けているのと同じ状態です。) |
いずれのモードでも、演奏モードにはいる前にエミュレーションの状態を保存していて、演奏モードのウィンドウを閉じた後に復元しています。また、「全てエミュレーションする」場合、一時的なフリーズファイルを作成しています。
MacOSXの機能である Apple's Matrixリバーブ・グラフィックイコライザを使って、ゲームの音声を改質できます。「環境設定」、「演奏モード」ダイアログから、「エフェクト設定」ダイアログを呼び出して設定します。
Mac OS X 10.4以降で利用している場合、ゲーム画面に対して一部のCore Image フィルタを適用できます。「環境設定」ダイアログで「Core Imageを使用」を有効にした上で、ゲームのプレイ中に「Core Image フィルタ...」メニューを選択してください。