各種設定


ファイルが保存される場所

チートファイル(.cht)、SRAMファイル(.srm)、ゲームの状態を凍結したファイル(.frz)、スクリーンショット(.png)、などのファイルの置場所は「環境設定」ダイアログの「ファイル」タブで設定できます。


フルスクリーンモードで使うディスプレイの選択

あなたが二つ以上のディスプレイを使っている場合、フルスクリーンモードではゲームウインドウが表示されているディスプレイを使用します。


グラフィックパックについて

カートリッジ(カセット)の内部にSPC7110チップを内蔵するゲームをプレイするためはグラフィックパックと呼ばれるファイル群が必要になります。

  1. 「環境設定」ダイアログの「ファイル」タブで、「Snes9xのあるフォルダ」か「Application Supportフォルダ」を選択した場合は、そのフォルダのなかに "Packs"というフォルダを作ってください。
  2. グラフィックパックのフォルダ(またはそのエイリアス)を先ほどの"Packs"フォルダ内に置いてください。上の設定で、「ROMイメージのあるフォルダ」を選択しているときは、ROMイメージと同じフォルダのなかに置きます。
  3. グラフィックパックのフォルダ(またはそのエイリアス)の名前を、下の一覧に従ってリネームします。
    拡張子を除いたROMイメージの名前にリネームしてもかまいません。(ROMイメージ名が 'FEOEZ.smc'だったら'FEOEZ'に)

※UFSでフォーマットされたディスクを使う場合は大文字・小文字の区別に注意してください。ファイルの名前そのものは大文字ですが、拡張子は小文字です。

S-DD1チップを使用するゲームにはグラフィックパックは必要ありませんが、使用すると動作速度が向上します。


IPSパッチの使用法

Snes9xでは、ROMイメージファイルを上書きすること無く、ゲームにパッチを当てることができます。

  1. 環境設定」ダイアログの「ファイル」タブで、「Snes9xのあるフォルダ」か「Application Supportフォルダ」を選択した場合は、そのフォルダのなかに "IPSs"というフォルダを作ってください
  2. IPSファイルを先ほどの"IPSs"フォルダ内に置いてください。上の設定で、「ROMイメージのあるフォルダ」を選択しているときは、ROMイメージと同じフォルダのなかに置きます。
  3. IPSファイルを拡張子(.ips)はそのままで、ROMイメージと同じ名前にリネームしてください。
  4. 同時に複数のIPSファイルを使用したい場合、ファイルの拡張子を「.000.ips」、「.001.ips」...という風にリネームしてください。

SPCファイルの書き出し

SPCファイル(.spc)とは、ゲームの音声の部分だけの状態を凍結したファイルで、スーパーファミコン(SNES)の音楽データファイルとして知られています。
Snes9xで書出したSPCファイルは、Audio OverloadやPSFPlayなどのSPCプレーヤで聞いてください。
「コントローラ設定」、「キーボード設定」ダイアログで、SPCファイルの書き出しに使う「SPC」ボタンをコントローラのボタンかキーボードに割り当ててください。

割り当てられた「SPC」ボタンをプレイ中に押すか、「オプション」メニューの「SPCファイル書き出し」を選択すると、SPCファイルを書き出すことができます。


演奏モード

演奏モードでは、ゲームをプレイせず音楽だけを鳴らします。ゲームを休止して、「オプション」メニューの「演奏モード...」を選択します。これで、ネットサーフィンなど他のことをしながらゲームの音楽を楽しめます。
音楽の再生には2つのモードがあり、「環境設定」ダイアログの「その他」で設定します。

いずれのモードでも、演奏モードにはいる前にエミュレーションの状態を保存していて、演奏モードのウィンドウを閉じた後に復元しています。また、「全てエミュレーションする」場合、一時的なフリーズファイルを作成しています。


サウンドエフェクト

MacOSXの機能である Apple's Matrixリバーブ・グラフィックイコライザを使って、ゲームの音声を改質できます。「環境設定」、「演奏モード」ダイアログから、「エフェクト設定」ダイアログを呼び出して設定します。


Core Image フィルタ

Mac OS X 10.4以降で利用している場合、ゲーム画面に対して一部のCore Image フィルタを適用できます。「環境設定」ダイアログで「Core Imageを使用」を有効にした上で、ゲームのプレイ中に「Core Image フィルタ...」メニューを選択してください。


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