ムービー機能を使うと、ゲームをプレイ中の動作を記録することが出来ます。個人的な記録に使ったり、プレイ時に他の人が周りにいなくても、彼らにプレイを見せびらかすことが出来ます。
Snes9xにはQuickTimeムービー書き出し機能もあり、記録されたムービーや、リアルタイムのプレイをQuickTimeムービーに出来ます。
ムービーを記録するには、「オプション」メニューの「ムービー記録...」を選択し、ムービーファイル(.smv)を保存する場所を指定してください。このダイアログでいつ記録し始めるか決定することが出来ます。
ゲームの一番はじめから記録を始めたい場合、「最初にリセット」チェックボックスをオンにします。すでに今プレイしている時点から記録を始めたい場合、チェックを外してください。
どのプレーヤーの動作を記録するか選択することも出来ます。一人でプレイしている時は「1」だけにチェックをつけてあれば良いでしょう。記録するプレイヤーが増えるほど、ムービーファイルのサイズは大きくなります。
記録を止めるにはゲームをポーズ(休止)させてください。
「オプション」メニューの「ムービー再生...」から、記録したムービーを再現することが出来ます。
ダイアログでムービーファイルを選択してください。このとき、ムービーファイルが現在開いているROMイメージファイルと同じゲームで記録されたものかどうか注意してください。
<ムービーの記録中に失敗をしてしまったときのために、ムービーの再記録機能があります。単純に、記録中にゲームの凍結/解凍をするだけです。
もし既に記録し終わってしまった場合は、「オプション」メニューの「ムービー再生...」を選択し、「上書き禁止」チェックボックスを外してください。ムービーを再生中にゲームを解凍すれば、再記録モードになります。
※QuickTimeムービーは音声付きで出力されますが、記録中に音声は出ません。
「オプション」メニューの「QuickTimeムービーの出力...」を選択して、QuickTimeムービーの保存先を指定してください。「圧縮設定...」ボタンからQuicktime共通の圧縮設定ダイアログを呼び出して圧縮コーディックの設定をすることが出来ます。
ハイレゾリューションモードを使ったゲームを記録する時は、「高解像度モード対策」チェックボックスをオンにします。これは出力されるQuickTimeムービーのサイズを256×224(239)ピクセルから512×448(478)ピクセルに変更します。
オーバースキャンを行う、一部の縦に長い画面のゲーム(256×239,512×478)の画面の下の部分が切れないようにするためには「強制オーバースキャン」チェックボックスをオンにしてください。
「スキップするフレーム数」メニューでフレームレートの設定をします。ビデオ規格がNTSCの60fpsのゲームでこの値が1の場合、30fpsのQuickTimeムービーが出力されます。
.smvファイルのムービーからQuickTimeムービーを作成するには、「オプション」メニューの「ムービー再生...」を選択し、「再生と同時にQuickTimeムービーを出力開始」チェックボックスをオンにします。