実際のSNES(SFC)には、2つのコントローラを接続するための端子があります。通常は1Pと2P用の付属のコントローラをつなぎますが、色々な機器やアダプタを接続することが出来ます。
マルチプレイヤー5 | スーパーマルチタップとして知られる五人プレイ用アダプタです。サポートするゲームで一度に5人までプレイ出来るようになります。 |
スーファミマウス | 最初は某ペイントソフトと一緒に販売されていた2ボタンマウスです。 |
スーパースコープ | SNES本体と赤外線通信をする、コードレス光線銃です。 |
光線銃(Justifier) | スーパースコープに似ていますが、あるガンシューティングゲームにしかサポートされていません。 |
Snes9xはこれらのデバイスをキーボード、マウス、ゲームパッドなどでエミュレートできます。
「設定」メニューの「キーボード設定...」を選択し、アイコンを割り当てたいキーの上にドラッグアンドドロップしてください。
青いアイコンは1Pコントローラ、オレンジ色のアイコンは2Pコントローラ用です。
緑色のアイコンは他の入力デバイスとエミュレータの付加機能用です。
デフォルトの設定に戻すには「標準設定」ボタンをクリックしてください。
「設定」メニューの「コントローラ設定...」を選択し、ダイアログのボタンをクリックしてから2.5秒以内に割り当てたいゲームパッドやマウス(やキーボード)のボタンを押してください。
割り当てを取り消したいときは、ボタンをクリックした後2.5秒間何もせず放置してください。
全ての設定を消したい場合、「全てクリア」ボタンをクリックしてください。
さらに、コントローラの複数の設定は「設定」メニューの「記憶された設定」から選択することによって、素早く切り替えることが出来ます。
「設定」メニューの「連射設定...」では、自動連射機能付きコントローラを再現するために5つのオプションが用意されています。
自動連射する | コントローラのボタンに対してこのオプションを設定した場合、そのボタンを押した際には速射効果を得られます。 (「TCを押さえている間のみ自動連射」オプション(後述)がOnの場合を除く) |
Altキーで自動連射機能を切り替え | コントローラのボタンに対してこのオプションを設定した場合、Snes9xのAltキーに割り当てたキーを押すことで自動連射機能のOnとOffを切り替えることができます。 |
TCを押さえている間のみ自動連射 | 「自動連射する」オプションを設定したコントローラのボタンに対して(更に)このオプションを設定した場合、Snes9xのTCキーに割り当てたキーを押さえたままにしておかないと、そのボタンを押しても速射効果を得ることが出来ません。TCキーを押さえていなかった場合は通常と同じように動作します。 「自動連射する」オプションを設定していないボタンに対してこのオプションを設定しても効果はないので注意してください。 |
ボタン入力を逆にする | コントローラのボタンに対してこのオプションを設定した場合、Snes9xはボタンが押されていない間はそのボタンを押されているものと扱い、ボタンを押されている間はボタンが押されていないものと扱います。このオプションは「自動連射する」オプションと組み合わせることで、プレイヤーの操作なしに自動連射するコントローラーボタンを用意する場合によく使われます。 |
自動連射スピード | このオプションで自動連射ボタンが連射するスピードを設定します。 |
Snes9xのAltやTCキーはキーボードとコントローラの両方に割り当てることができます。その設定はそれぞれ「キーボード設定...」や「コントローラ設定...」ダイアログで行ってください。
「エミュレーション」メニューの「入力デバイス」で、使用するデバイスを(いつでも)選択してください。
ROMイメージが NSRTヘッダを持っている場合、ROMイメージを開いた時に最も適切なデバイスが自動的に選択されます。
Snes9xがサポートする入力デバイスは、標準コントローラ、スーファミマウス、スーパースコープと光線銃(Macのマウスで操作します)、そしてマルチタップです。
「コントローラ設定...」ダイアログで、Macのマウス(やゲームパッド)のボタンをスーファミマウスのボタンに割り当てます。
Macのマウスを動かせば、スーファミマウスのカーソルが動きます。
「コントローラ設定」ダイアログと「キーボード設定」ダイアログで、スーパースコープのターボ・カーソル・ファイヤボタンを割り当ててください。
ターボボタンはトグル動作します。
マウスを動かすと、照準カーソルが動きます。ファイヤはスーファミマウス左ボタンと同一になります。
スーパースコープと同じように「コントローラ設定」ダイアログと「キーボード設定」ダイアログで、オフスクリーンボタンを割り当ててください。
画面外を撃つ場合、このオフスクリーンボタンを押しながら撃つことになります。
「コントローラ設定」ダイアログで、3番目以降のプレーヤー用の設定をしてください。
3番目以降のプレーヤーには、ゲームパッドが必要です。ちなみに、2つのマルチプレイヤー5が使用できる自作ゲームのために、6番目から8番目のプレーヤーの設定が可能です。
「キーボード設定」ダイアログで、以下の機能を好きなキーに割り当てることが出来ます。
デフォルトの設定は次の通りです。
ESC | ゲームを休止してエミュレーション処理から脱出します。 | ![]() |
1 | ゲームを凍結(freeze)します。 | ![]() |
0 | ゲームを解凍(defrost)し、凍結した箇所から再開します。 | ![]() |
` | 画面のスクリーンショットを撮影します。 | ![]() |
R | SPCファイルを書き出します。 | ![]() |
¥ | 早送り (ターボモード) 長いオープニングをスキップできます。 | ![]() |
Q | ターボモードのスピードを下げます。 | ![]() |
W | ターボモードのスピードを上げます。 | ![]() |
, | Snes9xのTCキー - 「自動連射」設定と組み合わせて使います。 | ![]() |
. | Snes9xのAltキー - 「自動連射」設定と組み合わせて使います。 | ![]() |
/ | Snes9xのFnキー - 下記のボタンと一緒に押してください。 | ![]() |
これらの機能はファンクションボタンと割り当てたキーを一緒に押してください。
F1-F4 | 1〜4番のバックグラウンド(レイヤー)の表示を切り替えます。 |
F5 | スプライトの表示を切り替えます。 |
F6 | 1Pコントローラと2Pコントローラを入れ替えます。 |
1-8 | サウンドの1〜8チャンネルのオンオフを切り替えます。 |
9 | 全てのサウンドのチャンネルをオンにします。 |
0 | 押しているボタンを表示するかを切り替えます。 |
- | ムービーの中でフレームカウントを表示するかを切り替えます。 |
Q | ターボモードのスピードを上げます。 |
W | ターボモードのスピードを下げます。 |
O | エミュレーションを静止/再開します。 |
P | エミュレーションを静止している時に画面をコマ送りします。 |